ジャックが旅立ちました。ろうたすの元気玉がまたひとつ、旅立ってしまいました。

ジャックには長い長い歴史があります。

一度目のろうたすは、飼い主のおじいちゃんが病気療養のためでした。

まだまだ元気で血気盛ん、そして寂しんぼうだったジャック。

夜中までわんわん訴えて、ケージから出て廊下を走り回ったりしたものでした。

なぜだか柴犬さんとの相性がよくなく、歯をむき出してガウガウしてたね。

おじいちゃんが元気になってお迎えの時は、それは誇らしげに帰っていきました。

それから約二年後、おじいちゃんの再入院で帰ってきたジャック。

若干、年を取ったかな？と感じたのは性格が丸くなったからでしょうか。

ガウガウは落ち着いて、のんびりとろうたすの生活を楽しんでくれました。

どうしても、ビーグルのニコちゃんとだけは最後まで喧嘩友達だったね。

いい加減にしなさーい！！と言いながら、ジャックが楽しそうにも見えました。

いつも笑いの種を運んでくれたジャック。

ジャックのいるところには笑顔が絶えませんでした。

長くいた分、いろんなエピソードがそれはそれはたくさんあります。

スタッフそれぞれに、あんなことこんなこと、思い出に残っているよ。

甘えん坊の寂しんぼうは変わらず、みんなの中にいるのがとっても好きだったね。

お歳を重ねて少しずつ、穏やかに旅立ちの準備を始めても、

やっぱりみんなといるのが大好きでした。

旅立ちの時、周りにはたくさんのわんことスタッフ、ろうたすの家族が見守りました。

最期までジャックらしく、かわいくて寂しんぼうで、

そしてとてもいいお顔で空に向かいました。

ジャックがいなくなったろうたすは、とっても寂しくなったけど、

今でもそこのドアの陰から、ひょっこりと顔をのぞかせてくれそうな気がします。

今頃はおじいちゃんとお空でお散歩だね。長い間、本当にありがとう。

ろうたすのみんなを見守っていてくださいね！