卒業、そして旅立ち
柴犬のクッキーくんがろうたすを卒業しておうちへ帰り、そして旅立ちました。
ご家族に見守られた穏やかな旅立ちだったそうです。
クッキーが来てくれたのは去年の10月。ホテルのご利用からでした。
笑顔が可愛くて、呼ぶ声もとっても元気な男の子が来たよ!
スタッフも気合が入ったのを覚えています。
後ろ足が不自由になって立ち上がれなかったクッキー。
でも、ボクは立つんや!まだまだ歩くんや!!という力に満ち溢れていました。
ハーネス補助で、車イスで、スタッフと一生懸命に歩いたね。
たくさんたくさん頑張ったね。
食欲も旺盛で、気持ちのいい食べっぷりに嬉しくなったものでした。
そうして2か月になろうというころ、だんだん衰えが目立ってきました。
あんなに元気だったクッキーの声がか細くなって、ごはんの食べが良くなくなって、
少しずつ少しずつ、エネルギーが小さくなっていくのを感じました。
大きな声で泣くことがなくなり、ご自宅でもお世話ができるようになって、
クッキーはおうちへ帰りました。
おうちでは穏やかに眠り、流動食やお水を飲みながらご家族と過ごしたそうです。
みんなにご挨拶をして、眠るように旅立ったクッキー。
とっても幸せだったに違いありません。
ろうたすにクッキーの声がしないのは寂しいけれど、本当によかったね。
クッキーの「にぱっ」の笑顔、忘れないからね。お空でいっぱい走ってくださいね。